ポケモンの厳選をした後、ほとんどの人はそのまま育成に進みます。実はポケモンは厳選するだけで終わりではなく、その後育成をしてようやくバトルできる状態になります。そして今回の努力値が育成において最も重要な要素となります。この努力値で他の人と同じポケモン同士になった時に差が出ますし、最もその人の個性が垣間見える瞬間でもあります。
努力値とは
努力値は後天的なステータスで、ゲーム内では基礎ポイントと言われています。後天的なため、野生でゲットしたポケモンや生まれたばかりのポケモンは0ポイントから始まります。その名前の通り、努力して得ることのできるポイントです。人間で言うところの足のトレーニングしたから足が早いとか腕のトレーニングパンチが強いといった感じです。
ポケモンでは1匹に合計で最大510の努力値を振ることができ、1つの能力値には最大252振ることができます。
努力値の振り方
努力値は振り方が3つあります。
1つ目はポケモンを倒すことで得る方法
2つ目はタウリンなどのアイテムで得る方法
3つ目はポケジョブで得る方法
ポケモンを倒すことで得る方法
各ポケモンを倒すとそれぞれもらえる努力値が決まっています。ポケモン徹底攻略に乗っておりこの場面で見ることができます。
ココガラだと素早さの努力値が1もらえます。素早さ252振るには252匹倒すと言うことになります。
https://yakkun.com/swsh/zukan/n821
ポケモン徹底攻略ではここに書いてあります。
タウリン、ハネなどのアイテムで得る方法
タウリンなどのアイテムでは10ポイントずつ得るこちができます。アイテムを使うだけでかつ、10ポイントも得るのでこちらの方が圧倒的に早いです。252振るには切り上げで26個使うことになるので注意が必要です。剣盾において1番簡単に努力値を振る方法です。しかし、大量のお金が必要となりますので多用するのは難しいです。
ハネは努力値を1ポイントもらえます。より細かく振りたい時に併用します。
ポケジョブで得る方法
ポケジョブとは ポケモンにお手伝いをしてもらいながら成長させる剣盾のみの要素です。過去作では違う内容のものがありますが、努力値をもらえる要素として毎作登場しているものです。ポケモジョブでが1時間に努力値4ポイントずつもらえます。また、下記のアイテムやポケルスも適応されるのでそれらを使ってもっと簡単に努力値を振ることもできます。1番のメリットとしてはお金もかからず、時間で勝手に努力値が振られているという点です。
ポケジョブの詳しいやり方は以下のサイトから見てもらえれば分かりやすいとおもいます。
努力値を振る時に便利なもの
努力値を振るときに1匹ずつ倒すのは大変ですよね。そのため、努力値を振る時にもっと簡単にするアイテムなどがあるので紹介します。
ポケルスはポケモンの病気の1つです。病気と言っても実はメリットしかなく、なんともらえる努力値が2倍になるという効果があります。発症率はバトル終了後に3/65536の確率となっております。また、他のポケモンに移す(感染させる)には手持ちの上下のポケモンに1/3の確率で写すことができます。
きょうせいギプス
きょうせいギプスをポケモンに持たせるともらえる努力値が2倍になります。また、ポケルスと併用すると4倍もらうことができます。
パワー系アイテム
もらえる努力値が+8もらえます。先ほどのココガラであると努力値が1もらえるので+8され9ポイントもらえます。また、ポケルスと併用すると18ポイントもらえます。
アイテムの種類や入手場所、効果をしっかりかいた記事はこちらです。上記のタウリン等のアイテムについても書いてあります。
努力値を振るときの注意点
努力値は適当に振っても効果はありません。特にランクマッチではレベル50に合わせてバトルします。そのため努力値を振る際にポイントがあるのです。それは『4の倍数、8の倍数で振る』です!
実際に計算式を出します。
HPの実数値=
(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル(50)÷100+レベル(50)+10
HP以外の実数値=
{(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル(50)÷100+5}×性格補正
これは実数値(実際のステータス画面で反映される数値)の計算式です。この努力値の部分を見てもらえると÷4されているのがわかると思います。そのため、努力値は4の倍数でなければ小数が出てきます。さらにこの計算では小数は切り捨てにされ、整数部分しか反映されないんですよね。そのため4の倍数でないと切り捨てられて無駄になってしまうんです!逆に4の倍数だと余りが出ないので無駄が生じないということです。
そして8の倍数というのはその次のレベルの50を100で割る時です。ここで50÷100=0.5となり、後に×0.5されるというのがわかると思います。そのため
の部分が奇数となるとまた小数が生じて切り捨てされてしまうんですよね。。。なので1番最後に決めるステータスである努力値で調整する必要があるということです。
(種族値×2+31+200÷4)=(種族値×2+31+50)=(種族値×2+81)で絶対に奇数になってしまいます。そのため小数が生まれ無駄が出てきます。よってステータス上では196と同じ数値になり、4ポイント分無駄にしてしまいます。
わかりにくいからもっと簡単にしてという人のために紹介すると
努力値のポイントが
4,12,20,28,36,44,52,60,68,76,84,92,100,108,116,124,132,140,148,156,164,172,180,188,196,204,212,220,228,236,244,252
の値でステータス変化が起こるということです。
実際の育成論を見ていただけるとわかると思いますがこの数字以外の振り方をしている人はいないと思います。
そのため上記の数値で止める様に振ってください。
※努力値は最大510振ることができますが、勘の良い人ならわかるかもしれませんがどう振ったとしても2ポイントは余ってしまいます。そのため、完璧であると思っても『努力値がまだ余っています』という表記になります。注意が必要です。
以上が努力値についてでした。まとめると
努力値とは後天的に決まるステータス
努力値は3つの振り方がある
努力値は一定の数値でないと無駄が生じる
と言ったポイントが今回の記事において重要なことでした。