ポケモンの紹介
分類:しんしゅポケモン
タイプ:エスパー
HP:100
攻撃:100
防御:100
特攻:100
特防:100
素早さ:100
ポケモン紹介
ミュウは初代で初めて登場する幻のポケモンです。もともとデータだけ存在しており、どこを探しても見つけられないポケモンとして有名になりました。その後は配布されて登場しましたが、配布回数は非常に少なく、色違いのミュウはエメラルドのイベントでのチケットがないと厳選できないレアポケモンでした。
現在は、幻のポケモンの中で入手しやすいポケモンとなっており、let's goピカチュウ&イーブイ内でモンスターボール+を購入した際の特典として入手可能となっています。
ミュウの強さはなんといっても全ての技を覚えるところにあります。技マシンはなんでも覚えてしまいます。そして、種族値も全てが100で統一されており、合計種族値は600と高水準となっています。どの技でも覚えられる点と種族値が全て100であることから無限に型を作ることができます。それゆえ、対策不可能になってしまうのがこのミュウの強みと言えます。
育成論
性格:おくびょう 持ち物:たべのこし
特性:シンクロ
技
コスモパワー、アシストパワー、ボディプレス、へんしん
候補技
眠る、めいそう、こうそくいどう、てっぺき、どわすれ
252-0-0-0-4-252
実数値
207-108-120-120-121-148
コンセプト
幻のポケモンを使うルールは非常に少ないため、今回は8世代の冠の雪原後のルール、技プールで考えています。ダイマックスはこのミュウでは有効に使える型ではないので、基本的にダイマックスをしない方向で考えています。また、被ダメに関してもダメージ計算を行っていないので、注意してください。
この型のミュウはコスモパワーを積み、ボディプレス、アシストパワーを使った耐久兼火力を出して戦い、苦手な相手にはへんしんを使って誤魔化せるようにしていきます。エスパータイプは環境的に弱点をつかれることが多いタイプです。そのため相手の悪タイプに対しては、上からボディプレスで落としたり、へんしんして誤魔化したりできるようにして戦っていきます。
努力値はHS252D4振りとなります。へんしんとコスモパワーの耐久型のためH252振りとします。たべのこしもちのため16n+1の実数値193も考慮しましたがよりHPが高い方優先としました。特攻に振っても確定数は特に変わらなかった点と、耐久戦になると少しの差が命取りになったりします。しかし、食べ残しの回復効率が高い方が有利になることもあるため選択となります。その場合はBかD、Cに振り分けてください。
Sの252は確定です。S100のため90族を抜けておいた方が都合が良いことが多いです。カプ・テテフやランドロス、ミミッキュやウーラオスよりも早く動くことができます。S100により上からコスモパワーを積むことで耐えられる範囲を広げています。
耐久はHBDどれも種族値が100あるため、BDほぼ無振りでもかなり耐久力があります。
D+4はダウンロード対策となります。
へんしんはメタモンとミュウとドーブルしかできない技です。その中で最もHPが高いのがミュウです。へんしんは相手の実数値、能力アップもコピーできますが、HPだけはコピーできず、元のHPに頼ってしまいます。そのため、ミュウはへんしんする相手によっては相手よりも強いポケモンになりうる可能性を秘めています。
エスパータイプの弱点がゴースト、あく、むしであり、ゴーストタイプはへんしんすれば、弱点がつけるようになりますし、環境的にあくタイプも複合タイプが多いため、へんしんは意外と使えると思います。先行へんしんであく技が半減で受けれるのも強みですね。
ただ、持ち物がスカーフやタスキではないので同速に注意が必要ですね。特にミミッキュにへんしんしても化けの皮ではありませんし、ウーラオスにへんしんしても次のターン同速勝負となってしまいます。ダイマックス環境のため、こちらだけダイマックスの権利が残っていれば、巻き返す可能性は十分にあると考えています。
しかし、ウーラオスはこちらの方がHPが高くてもあんこくきょうだ+インファイトで落とされてしまうため、この型とは相性がよくない相手となります。
候補技は色々ありますが、へんしんを入れないと他のポケモンでもできる型となってしまうため、差別化の意味を込めてもへんしんは外せない技となります。
こうそくいどうは素早さを補うために入れてもいいかなと思います。こうそくいどうでもアシストパワーの火力アップにつながるので使いやすくはあるかなと思います。
ダメージ計算
※特化は努力値252振り性格補正ありのことです。
攻撃ライン
アシストパワー「威力60、コスモパワー1積み」
『威力100、コスモパワー2積み』
必要に応じてコスモパワー6積みも載せます
H252ドヒドイデ 「32〜39.7% 乱数3発」
『53.8〜65.3% 確定2発』
H252ポリゴン2 「13〜15% 乱数7発」
『13〜15.6% 乱数7発』
コスモパワー6積み 53.1〜63% 確定2発
カプ・レヒレ 「15.8〜19.2% 乱数6発」
『25.9〜31% 確定4発』
6積み 66.6〜78.5% 確定2発
H252 サンダー 「18.7〜22.8% 乱数5発」
『31.9〜38% 乱数3発』
6積み 81.2〜95.9% 確定2発
H252D4@チョッキランドロス
「21.4〜25% 乱数4発」
『34.1〜41.3% 確定3発』
6積み 75.5〜89.2% 確定2発
H4ウオノラゴン 「31、3〜37.9% 乱数3発」
『51.2〜61.4% 確定2発』
ボディプレス 「コスモパワー1積み」
『コスモパワー2積み』
H252バンギラス
「102.4〜121.7% 確定1発」
HB特化ナットレイ
「37.5〜45.3% 確定3発」
6積み 100.5〜119.3% 確定1発
H252 ヒードラン 「55.5〜65.6% 確定2発」
H4 悪ウーラオス 積みなし 44.3〜52.2% 乱数2発
H B特化@しんかのきせきポリゴン2
「31.2〜37.5% 乱数3発」
6積み 82.2〜96.8% 確定2発
耐久ライン
ようきA252ザルード
かみくだく 63.7〜75.3%確定2発
ようきA252ウーラオス
あんこくきょうだ 99.5〜118.8% 乱数1発
へんしん後→あんこくきょうだ(12〜14.4%)乱数7〜9発
インファイト(99.5〜118.8%)
ようきA252ミミッキュ (ぼうぎょ1段階アップ時)
シャドークロー 31.8〜37.6% 乱数3発
(急所時) 67.6〜81.1% 確定耐え
ハチマキA特化ヒヒダルマ ぼうぎょ1段階アップ時)
つららおとし 55.5〜65.7% 確定2発
(コスモパワー2段階目では42〜49.7%のダメージのため2連続で積むと乱数で落とされます)
ようきA252ウオノラゴン
先制エラがみ 81.6〜97.1% 確定2発
ようきA252ランドロス (ぼうぎょ1段階アップ時)
じしん 30.4〜36.2% 乱数3発
とんぼがえり 28〜33.8% 乱数3発
A特化バンギラス (ぼうぎょ1段階アップ時)
かみくだく 49.2〜58.9% 乱数2発
A特化ナットレイ
ジャイロボール 33.4〜39.6% 確定3発
特殊
おくびょうC252ドラパルト
シャドーボール 56〜66.6%
下からコスモパワー込みで確定2発耐え
おくびょうC252ガラルファイアー (とくぼう1段階アップ時)
もえあがるいかり 41.5〜50.2% 乱数2発
C特化ヒードラン (とくぼう1段階アップ時)
オーバーヒート 59.4〜70% 確定2発
おくびょうC252サンダー
ぼうふう 44.9〜52.6% 乱数2発
まとめ
耐久と素早さが高いため自分より早いポケモンだと、後から積んでも間に合うし、先に積めれば高火力のポケモンでも受けることができますね。ただ、火力不足が否めないですね。6積みするまで火力には期待できないですし、6積みしても1発で落とせないのは、厳しいですね。特殊特化にしてめいそうをするのもありなのかな?と思うところもありますね。そうするとボディプレスは使えないので難しいところではあります。
耐久型ですが、回復がたべのこし頼みなところも少しマイナスポイントですね。他の技がねむるしか覚えないため、回復が間に合わなくなることもあります。そのため、さっさと積んだら倒しに行かないといけません。持久戦が難しいのが使い勝手が良くない原因でもありますね。
なんでも覚えるだけあってなかなか型が決まらない、難しいポケモンの1匹です。しかし、いろんなところを調整するだけで様々なポケモンに対応できるようになります。今回の型は両受け耐久型にへんしんを加えたものでしたが、エスパータイプはあんこくきょうだやDDラリアットなど能力変化を無視できる技があるため無理なポケモンが多いのがネックです。それでも、くさ、エスパーのセレビィより弱点が少ないことや4倍弱点がないことなど、耐久型としても十分に差別化ができ、強い耐久ポケモンになってくれるかなと思います。