ザルード育成論
今回は少し前に映画で父ちゃんザルードが配布されたということだったのでザルードの育成論を考えてみました。
注意点:今回のザルードは父ちゃんザルードをコンセプトとしているため持ち物は配布時に所持していたスカーフ固定で進めていきます。
ポケモン紹介
ザルード
分類:わるざるポケモン
タイプ:悪、草
HP:105
攻撃:120
防御:105
特攻:70
特防:95
素早さ:105
ザルードは8世代で登場した幻のポケモンです。幻のポケモンだけあって、種族値合計は600あり、耐久、火力、素早さともに優れた種族値配分をしています。タイプは悪、草タイプで同様のタイプではターテング、ノクタスが存在します。しかし、ザルードの方が種族値が高い点、ダーテング、ノクタスがともに両刀で戦えるのに対して、ザルードは攻撃に特化している点、素早さが高い点から差別化の問題はありませんね。ただ、ザルードは先制技であるふいうちを覚えないのは少し痛いです。
草、悪タイプというタイプは4倍弱点1つ、弱点6つ、半減6つ、無効1つと耐性は多いものの、弱点も多いと面白いタイプとなっています。そのため、受け出しはできるもののポケモンによると使いにくさは若干あります。
耐久ラインも高く、わかりやすい点でいうと同じ600族のメタグロスより高い物理耐久、ガブリアスより高い特殊耐久を持っています。
素早さもガブリアスを抜けるほど早く、ゾロアークと同等なのでどのくらいの速さか伺えると思います。
専用技はジャングルヒールです。今回の育成論では使いませんが、この技は自分と味方全体のHPを1/4回ふくし、状態異常も回復できます。いのちのしずくとアロマセラピーを同時に打つのと同じ効果であり、2つの技の上位互換となります。
育成論
性格:いじっぱり 持ち物:こだわりスカーフ
特性:リーフガード
とんぼ返り DDラリアット
候補技
アクロバット、いわなだれ、アイアンテール、けたぐり、タネマシンガン
228-140-0-0-0-140
実数値
209-173-125-81-115-143
コンセプト
冒頭に書いてあるとおり今回のザルードはこだわりスカーフを持たせています。そのため素早さの実数値143は1.5倍で215と最速ドラパルト抜きまで振っています。HPは228振りにすることで16n+1にしており、ドラパルトのドラゴンアロー、りゅうせいぐんを確定3発で受け切ることができます。他にもブリザポスの特化つらら落としを耐えたり、リザードンの特化大文字まで耐えることができます。残りは攻撃に振ります。
ダメージ計算
攻撃ライン
DDラリアット
H4ドラパルト(117〜139%)確定1発
HBクレセリア(43.1〜51.1%)乱数2発(3.5%)
H252メタグロス(65.2〜78%)確定2発
HBヌオー (142.5〜168.3%)確定1発
HBカプ・レヒレ (65.5〜79%) 確定2発
HBカバルドン (53.9〜64.1%) 確定2発
H252Wロトム (107〜127.3%) 確定1発
H4ミミッキュ (82.4〜96.9%)
化けの皮込みでほぼ確定2発
H252B4バンギラス (106.2〜125.6%)
確定1発
H4いちげきウーラオス (69.1〜80.6%)
確定2発
HBラッキー (43.1%〜50.9%)
乱数2発 (3.9%)
HBポロゴン2 (32.2〜38.5%)
乱数3発(97%)
耐久ライン
防御
エースバーン 火炎ボール
(87〜103.3%) 乱数1発 (18.8%)
ミミッキュ じゃれつく
(55.5〜66%) 確定2発
ドラパルト ダイジェット
(64.9%〜77.3%) 確定2発
(94.7〜111.9%) 乱数1発 (68.8%)
特化ブリザポス つららおとし
(80.3〜94.7%)確定2発
特防
リザードン 大文字
(83.2〜98.5%) 確定2発
ヒートロトム オーバーヒート
(97.6%〜114.8%) 乱数1発 (81.3%)
(61.2〜72.7%) 確定2発
まとめ
以上がザルードの育成論でした。大体のポケモンを2発で倒せるので相手の攻撃を1発たえて倒すことができます。ただ、ランドロスを威嚇込みだと3発必要だったり、弱点をつけないと意外と落とせないことが多いので注意が必要です。そのため、意表をついたスカーフ型とは相性の良いポケモンではないかと思います。
特防はそこまで高くないのでほとんどがダイマックス技を耐えることができません。そのため苦手な特殊アタッカーはとんぼがえりで逃げるのが定石となります。悪と草、そして格闘の技範囲は優秀でほとんどのポケモンに等倍以上を叩き出すことができます。