ポケモンには現在、バトルのルールとして、ダブルバトルとシングルバトルがあります。しかし、BW時代から日本で人気なのはずっとシングルバトルでした。最近では少しずつビエラさんたち実況者のおかげでダブルバトルも盛り上がっていますが、未だシングルバトルの人気は衰えていません。
なぜここまでシングルが人気なのでしょうか。少し掘り下げて書いていこうと思います。
シングルバトルの魅力
分かりやすさ
シングルバトルにあり、ダブルバトルにない魅力はまず、その単純さです。ダブルバトルではその名前の通り、同じ制限時間内に2匹のポケモンを動かさなければならないのに対して、シンブルバトルでは1匹のみとなります。この構造はわかりやすく、そのため、行なっている本人も客観的に見れるし視聴者側もわかりやすいです。
もこう先生の影響
第四世代のバトルレボリューションから行なっているもこう先生という実況者はポケモン実況者の先駆者的存在の人です。ポケモン実況者の中でも1、2を争う有名人ですが、今現在、実況しているポケモン実況者の中にはもこう先生に憧れて始めた人も多いです。そして、このもこう先生が出していた動画がシングルバトルであるため、憧れた人がみんなシングルをやっているということでしょう。そのため、実況界隈がほとんどシングルバトルをやっており、初めて見た実況者がシングルバトルやってて面白そうとなりシングルバトルを始めるのではないかと思います。
マイナーポケモンの活躍の場
マイナーと言われるポケモンはダブルバトルよりもシングルバトルの方が活躍しやすいです。それは、マイナーがピンポイントのポケモンに刺さるからです。おおよそ、マイナーポケモンが輝くのは上位のポケモンに勝てる場合です。
ダブルバトルでは相手2匹から攻撃を受ける可能性があります。そのため、すぐに策略が崩れる可能性が大きいです。タイマンでは勝てても隣のポケモンにはどうしようもないという状況が作られやすいダブルは活躍は難しいと言われています。これは全てのポケモンに言えることではありません。もちろんダブルバトルでのみ輝けるポケモンも存在しています。しかし、圧倒的にシングルバトルの方が使いやすということです。
オンライン対戦のヒット率が高い
人気だからシングルやろうということです。実際、ダブルバトルはXYなどの6世代はとんでもない実力差の相手と対戦することがありました。なかなか、対戦相手が見つからない中、当たったのはかなり上位の人、逆にかなり下の人だとなえてしましますよね。低い人に勝ってもあまり順位が上がらないのに、負けるとかなり順位が下がってしまう。相手が上位だとほぼほぼ勝てなくて楽しくないと実力差マッチは本当に誰も得をしません。そのため、多くの人が行なっているシングルバトルに行くのは必然なのです。それにより、ダブルバトルはさらに人が減るという地獄のループに陥っていました。現在は、海外人気もあってか、人口はシングルとダブルがそれほど差がないので今は解消されています。
ストーリーがほとんどシングルバトル
ストーリー中のバトルのほとんどがシングルバトルメインです。ダブルバトルは10%もないでしょう。ジムリーダーも敵のボスキャラもほとんどシングルバトル。ダブルバトルをしてくるジムリーダーは8世代現在でルビーサファイアのフウランとソードシールドのキバナくらいです。60人以上ジムリーダーがいて、2人しかいないのは寂しいですよね。
そのため、最も頻繁に行なっているシングルバトルの方が馴染みがあるのは仕方ないと言えるでしょう。そのため、ダブルバトルの魅力を伝える場自体がほとんどないのことが問題ですね。
まとめ
実況者と様々なポケモンの活躍こそがシングルバトルの楽しさだと分かりますね。実際、もこう先生も厨ポケ狩講座というメジャーな強いポケモンをマイナーポケモンで倒すという内容で人気になりましたしね。
ダブルバトルも面白い
公式はダブルバトルを推しており、世界大会もダブルバトルで行われます。そのため、世界レベルの熱い試合をライブでみることができます。そして、ダブルバトルの1番の魅力はコンボです。味方2匹、相手2匹という場面だからこそ発生するコンボや読みがあります。互いにどんな読み合いをするのか、どんなコンボを決めるのか、そこにダブルバトルの面白さはあると思います。確かにシングルバトルも面白いですが、ダブルバトルもまた、違う良さがあるのでやったことない人は是非ダブルバトルもして見てください
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去年の世界大会決勝