ポケモン剣盾にはランクマッチというオンライン対戦があります。そして、ポケホームというアプリでランクマッチで様々なデータをみることができます。その数あるデータの中には使用率ランキングがあります。今回はそんなポケモン使用率ランキング一1位のポケモンについて考察していこうと思います。
使用率ランキングとは
使用率ランキングとはその名前の通り、トレーナーがパーティ6匹の中で入っているポケモンの比率です。10人のトレーナ中6人がパーティに同じポケモンを入れていたらそのポケモンの使用率は60%となります。パーティに入っている確率が高いポケモンを順番に並べたものが使用率ランキングです。
今のランクマッチの使用率
では今の使用率ランキングを出します。
それがこちらです。
前作から脅威となっていた伝説のポケモンを差し置いて1位はエースバーンですね。
なぜ、エースバーンが1位を取れるのか
少し考察していこうと思います。
エースバーン
炎タイプ
特性もうか、リベロ
80-116-75-65-75-119
剣盾をしている人なら誰もが知っている、最初にもらえる3匹のうちの1匹。御三家と言われるポケモンの1匹です。
自身の打つ技のタイプに変化します。この特性がやはり最強と言っても過言ではないですね。
前作までだと、ゲッコウガが同じ特性としてありましたが、やはり上位にいました。しかし、ゲッコウガは1位ではありませんでした。エースバーンが1位になれてゲッコウガが1位になれなかった理由は剣盾の環境のせいだと思います。
剣盾の環境はダイマックス環境でダイマックス技には様々な追加効果が発生します。そのため、タイプが変化する他に好きな追加効果を選べる点が挙げられます。この環境がリベロという特性にマッチしています。
ダイジェットで素早さを上げたり、ダイナックルで火力を上げたり、ダイスチルで耐久を上げたりと相手によってタイプだけでなく能力変化も変える事ができます。ここが、今までの環境と大きく違う点です。
また、ダイジェットやダイスチルなどをあげましたが、エースバーンは技範囲の広さが特に顕著に表れています。炎の他に、飛行、鋼、悪、虫、エスパー、毒さらに特殊を入れると電気、地面、ゴーストの技が使えます。
それだけの技があるということはこれだけのタイプになれること、そしてダイマックス技が打てるということです。
これらを考慮しながら攻撃することが難しいのがわかると思います。
また、剣盾環境ではエースバーンは素早さが高い方です。そのため、先制でタイプを変えて、相手に有利なタイプに変化できるため、相手を落とせたり、落とせなくても効果いまひとつで受け切れるといった事ができるのもリベロの強みと言えるでしょう。
もう1つの要因として挙げられるのはキョダイマックスが挙げられます。エースバーンのキョダイマックスはキョダイカキュウといい、相手の特性を無視して攻撃できます。これにより、ミミッキュの化けの皮や炎技半減の耐熱、炎技無効のもらいびなどを無視できます。
これにより、ヒードランやミミッキュなどの受け出しを制限させています。
キョダイマックス技の追加効果も様々ありますが、上位に刺さりやすいこの追加効果がエースバーンとマッチしています。
まとめ
2位や3位、9位、10位にはエースバーンに強いランドロスやカプレヒレ、ウツロイド、アーゴヨンもいます。しかしそんな中でさえ一位になれるという点です。実際、エースバーンを最も倒しているポケモンにはエースバーンが1位となっています。
どれだけ対策ポケモンがいたとしてもエースバーンが強いということに落ち着くのはそれだけ対策方法が確立していないということです。それだけ型の多さがあるエースバーンはこれからも上位をキープすると思います。
しかし、もしもゲッコウガがこの環境に来たらエースバーンよりも早いので環境は変わると思います。
エースバーンが1位でなくなるとしたら、それはゲッコウガが登場するときかもしれませんね。
関連動画
ついでに最近、ライバロリさんもポケモン使用率ランキングの動画を出しているのでそちらも是非!